2012年09月19日
デンデラ野(でんでらの)
デンデラ野に行ってきました。
バスで約45分、レンタサイクルだと約1時間半。
遠野駅から北東方向へ10kmほどの所にあるデンデラ野は、昔は飢饉などの時には60歳以上の老人を追いやった場所と言われています。老人たちはそこで自給自足の生活をしながら死を迎えたのだそうです。
岩手県の遠野といえば、民話の宝庫。妖怪のお話しも沢山ある。座敷童やカッパなど、色々な言い伝えが残っている地域。
畑から巨大なかぼちゃが道路にはみ出していたり、途中から傾斜のある山道が続いて自転車を押して歩いたり、町がはるか下に見えたり。そんな場所にあります。なんにもないのがいい、たんぼや川や山や、日本の原風景がそこにはあって、しかも観光客はほとんどいなくて、最高でした。
デンデラ野(でんでらの)
『遠野物語』の話し手・佐々木喜善の生家裏手の丘陵。ここは60歳になった村人が捨てられたという伝説が残る。非生産者とみなされた老人たちは、ここで自給自足の生活を送ったといわれる。また、死者の霊が通る場所ともいわれている。
Posted by ナカムー at 23:39
│岩手県観光